日帰り手術について
当院では日帰り手術を行っています。
対象は、子宮頸部異形成、コンジローマ、子宮頚管ポリープ(大きいもの)、人工妊娠中絶(12週未満まで)などです。
午前の場合は8時半に入院し9時半すぎに退院となります。
午後の場合は14時に入院し15時過ぎに退院となります。
静脈麻酔を使用した場合は 午前は11時ぐらい 午後は16時半ぐらいには退院できます。
子宮頸部異形成
高度異形成までの病変に対し、レーザー蒸散術を施行します。手術前に病変の確認をきちんと行い適応を確認した上で手術の日程を組みます。
傍頸管ブロックという局所麻酔で行いますが、痛みのため静脈麻酔を使った場合は手術後の安静時間が必要となります。
コンジローマ
尖圭コンジローマに対して行います。
レーザーだけでのウィルスの飛散防止のため、切除してからのレーザー照射となります。
基本的には局所麻酔で行います。
子宮頚管ポリープ
ポリープはすぐ取れるものもありますが、大きいものは出血の可能性が高いためレーザーを使用し切除します。
基本的には局所麻酔で行います。
人工妊娠中絶
12週未満の母体保護法適応症例に対して人工妊娠中絶を行っております。
12週以降は入院が必要となることもあるため当院では行っておりません。
また、当院では安全性重視のため手動真空吸引器による吸引法を使用しております。 吸引法は、傍頸管ブロックという局所麻酔で行います。万一痛みのため静脈麻酔を使った場合は手術後の安静時間が必要となります。
10週後半から11週になった場合は旧来の掻爬方法で行い、静脈麻酔を使用します。